マクドナルドが大赤字でも社員の給料を上げた理由が深い。「ビジネスの成功には社員の満足が不可欠」

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ファストフードでおなじみのマクドナルド、一時期異物混入問題で客足が遠のきましたがここ近年は客足が戻り進化形バーガーなどを販売して新たな顧客を獲得しつつありV字回復となりました。日本マクドナルドHD代表取締役社長兼CEOのサラ・カサノバ氏がこのV字回復の背景には、給料をアップさせ社員の満足度を高めた事にあると発言し話題を呼んでいます。


2017年12月21日放送の「カンブリア宮殿」(テレビ東京系)で、サラ・カサノバ氏がマクドナルドが大赤字にもかかわらず社員の給料を上げた理由について明かし反響を呼んでいます。

「過去最大赤字の中で社員の基本給を上げた」ことがあった時にあえて社員の給料を上げた真意を司会の村上龍氏がカサノバ氏にぶつけました。

同社のビジネスが「人」に支えられている以上、「私たちが成功するためには、まず社員たちが満足しなければならない。当然のことですよね」

全てのビジネスは人によって支えられていますが、なかなかこれを分かっていない上層部も多いと言うことから、この発言に対しネット民が賞賛する騒ぎとなっています。

人が人をを動かすときには、対価が必要です。
十分な対価を得られれば十分な働きをするし、そこから信頼関係も生まれてきます。

本来これは、「普通」の事ですが、日本の経営者はこれを理解していないと嘆く社員が多いのも事実です。

「さぞかし社員のことを考えてくれている」「正解でしかない」「日本の経営者も理解して欲しい」「凄い!感動する!」「とてもいいセリフ」などのコメントが寄せられています。

カサノバ氏は、日本の経営にメスを入れてくれたのかもしれませんね。
何だか久しぶりに、マクドナルドを食べたくなってきました。

画像掲載元 Pixabay
(秒刊サンデー:マギー

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