ロバと騎手が描かれている3枚のカードがあります。3枚のカードを切ったり折ったりしないで、ふたりの騎手を同時に2頭のロバに乗せてほしいのです。ひとりは乗っているけれども、もうひとりは乗っていないというのは答えではありません。3枚のカード自体は、すでに離れていますから自由に動かすことができると考えてください。
-問題です
3枚のカードを動かして、ふたりの騎手を同時に別々のロバに乗せてください。ただし、カードを折ったり切ったりしてはいけません。(画面上なので紙を折ったり切ったりはできませんが、印刷されたとしても同じ条件です。)
画面上でこのパズルを考えていると頭の中が混乱してしまいそうです。しかし、このパズルには、どうしても解きたいと思わせる魅力があります。試行錯誤を繰り返すと思いますが、答えが出た瞬間は、「やったー!」と思わずにはいられないでしょう。
騎手が描かれているカードを90度回転させると簡単に乗せられると考えてしまいませんか。ほとんどの人がそう考えてしまいます。
-騎手が描かれているカードを90度回転させると・・・
騎手が描かれているカードを90度回転させてロバに乗せると、ひとりは乗るのですがもうひとりは逆さになってしまいます。ふたりが同時にロバに乗っているとはいえません。
どのようにするとふたりを同時にロバに乗せることができるのでしょうか。
- ヒントです
ロバの背中が向かい合うようにカードを動かしてみましょう。あとは騎手が描かれているカードをどうするかです。
騎手が描かれているカードを矢印の方向へ移動させると・・・・
-答えです
ふたりの騎手は同時にロバに乗ることができました。
今回のパズルいかがでしたか。楽しんでいただけましたか。
このパズルは、「トリックドンキー」という名前で多くの人に楽しまれてきました。このパズルを考え出したのはサムロイドという名前のパズル作家です。1841年に生まれて1911年に亡くなりました。10000以上ものパズルを世に残しているそうです。皆さんがこれまでに解いたパズルの中には、サムロイドが作ったものがあるかもしれません。こんなに昔に作られているパズルですが古さを感じさせません。パズルには何か人をひきつける魅力があるような気がします。
皆さんをひきつけられるようなパズルをこれからも出題します。楽しみにお待ちください。
耳の穴が描いてある方がロバ、耳の穴が描いてないのは馬だと思いました。
背中に乗せるとは書いてあるが、きれいにまたがせるとは書いてないのでロバの方に人の絵を載せただけでも理屈的には成り立つ。
そう言う問題かと思いました。
この答えだと、馬とロバを繋いでいる線が何なのか?説明が必要で有り、その説明なしには真の正解には出来ないでしょう。
これが大人という物ですね。タイトルの意味がコメント欄まで読んでよくわかりました。
自分の考えよりも、模範解答の方が明らかに自然な形なのに、どうしても認められないなんて。素直になりましょう。
>2
でも素直に間違いを認める事を一般的に[大人になれ]という言葉で窘めるんですよ。日本語って腑に落ちないですね