【ほのぼの】180キロのクマ、水に溺れていたところを生物学者に助けられる

 

クマといえば、泳いでいるサーモンを豪快に捕獲してというイメージで、溺れるなんて想像がつかないですよね。もし、あの大きなクマが目の前で溺れていたら・・・。アメリカ・フロリダ州からのニュースによると、海で溺れていた体重180キロを超えるクマを勇敢に助け出した一人の男性がいるというのです。果たして彼の正体は?

ー溺れていたのは体重180kgのクマ!

さて、どうしてこのクマは溺れていたのでしょうか?アメリカ・フロリダ州の住宅街に迷い込んでしまったクマを森へ帰してあげようという計画の途中に事件は起きたのです。野生のクマをそのまま運んで行くのは危険ということで、麻酔銃で眠らせてから森へ連れて行くことにしたのですが、大きすぎるクマには麻酔が足りなかったらしく、麻酔が効き出す前に、逃げ出してしまったのです。クマが向かった先はなんと海。このまま麻酔が効き始めたら溺れてしまうことは間違いありません。すると1人の男性が服を脱ぎ始め、安全策も取らないまま、体ひとつで海へと飛び込んで行ったというのです。

ークマを助け出したのは生物学者のアダム・ワーウィックさん

画像を見てもわかるように、なかなかの体格の男性です。この方の職業は生物学者。麻酔銃を打たれていたとは言え、相手は180kgを超える大きなクマ。しかも住宅街に迷い込み、ゴミをあさっていたのだから、お腹も空いていたはずです。麻酔銃で打たれてビックリして、海に逃げていったわけですから、よく考えればかなり怖い状況です。生物学者とは言え、体ひとつで飛び込んでいくというのは、かなり危険なはずです。しかし、幸いにもクマは暴れだすことはなく、むしろ、溺れて大量の水を飲んでしまい、グッタリしていたようで、アダムさんに抱えられるように救出されたのでした。

助け出されたクマは無事に森へ

大量に飲んでしまった水を吐き出したクマは、陸まで連れてこられると、重機を使ってすくい上げられ、そして、トラックの荷台へと戻されました。画像を見る限り、麻酔の影響なのか、助けられた安心感からなのか、暴れる様子はなかったようです。トラックの荷台に乗せられたクマを優しくなでるアダムさん。危険だとは思ったけれど、溺れている姿を見たら、思わず助けなきゃと思って体が先に動いていたとコメントしています。勇敢な人ですよね。助けられたクマは、無事に森へと帰っていったそうです。今ではすっかり元気になり、ケガ人も出なかったということでめでたし、めでたしといったところです。

参照元URL
The Telegraph
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/howaboutthat/2219559/Florida-biologist-saves-drowning-bear.html
Daily Mail
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1030279/Pictured-The-moment-wildlife-officer-risked-life-save-drowning-bear.html

(ライター:HaLu)

4 COMMENTS

秒刊名無しさんでー

勝手に溺れてたクマかと思ったら、
大体人間のせいじゃねーかw
そりゃ必死に助けるわなw

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