ドットのおばさん「草間彌生ワールド」がNYで公開!なんと8時間待ち

入れた人はラッキー?それともひたすら忍耐強かったから??先日NYのDavid Zwirner Galleryで行われた草間彌生氏の"I Who Have Arrived in Heaven"がとんでもない事になっていた。なんと平日で待ち時間 軽く4時間超え、週末ともなると その倍、脅威の8時間待ちという David Zwirner Gallery始まって以来の大成功を収めたというのだ。冬の寒空の下 4-8時間並んでまでも絶対見たい! ニューヨーカーを魅了した"I Who Have Arrived in Heaven" 一体どんな「天国」が体感できるのだろうか?

こ、これはっ?!まさに天国!
鏡張りの部屋に万とも億とも思われる 設置されたLEDライトの数々。まるで天の川にでも飛び込んだ錯覚を受ける。
どこを見てもキラキラとした無数の輝き。天国が本当にあるとしたならば本当にこんな感じなのかもしれない。

グルリの四面そして天井と床も鏡張りのようだ。このボックスに入った途端 光の渦にたった一人投げ出された感覚に陥るに違いない。

この 展示会の大きな特徴は「ミラーボックスに入れるのは一人のみ」。しかも【天国】に居れるのはほんの45秒。しかしこの45秒はたった一人、自分のためだけの濃厚で贅沢な空間と時間となるのだ。
45秒という短い時間制限の中でも人は途切れず常に長蛇の列。 David Zwirner Gallery側も出来るだけ暖かな恰好をし、また可能な限り早い時間に並ぶように。とアナウンスするほど。

それでも ニューヨーカー達は この素晴らしく そして儚い【一瞬の天国】を体験しに 寒さを堪えつつ朝7時30分から並ぶのであった。
それにしても 溜息が出るほど素晴らしい作品ですね。

【参照記事】
http://www.dailymail.co.uk/femail/article-2524912/Would-wait-hours-selfie-People-line-day-Yayoi-Kusamas-Infinity-Mirrored-Room-envy-inducing-photograph.html

【関連記事】

(ライターSKKC)

5 COMMENTS

秒刊名無し

なんだかんだで個性的なアーティストだな

秒刊名無し

今きづいた。草間彌生と「笑ってはいけない」のおばちゃん1号が激似

現在コメントは受け付けておりません。