早急←10人のうち9人は読み方を間違えていそうな漢字3選

「早急」と書かれたこの漢字を、あなたはどのように読んでいますか。「そうきゅう」と読んでいる方も大勢いるのだそうですが、実は「そうきゅう」というのは正しい読み方ではないそうなのです。この漢字のように、正しいと思って読んでいるにも関わらず、その読み方は間違っているという漢字が意外とたくさんあるのです。

3つの漢字の正しい読み方を答えて下さい。

今回は「早急」を含めて3つの漢字を出題しました。あなたが正しく読んでいる漢字はいくつあるでしょうか。

「早急」の正しい読み方です。

正しくは「さっきゅう」と読みます。

「早急」という言葉は「非常に急ぐこと」を意味しています。正しい読み方は、「さっきゅう」なのですが、「そうきゅう」と読む人が大変多いことから、現在では「そうきゅう」と読んでも間違いではないとされているそうです。

 

「気障」は何と読んでいますか。

「きしょう」と読んでしまいそうですが、そのようには読みません。では、何と読むのでしょうか。正しい読み方を答えて下さい。

答えです。

正しい読み方は、「きざ」です。

「気障」という言葉は「他人を不快な気持ちにさせるほどに服装や態度などが気取っている様子」を表しています。「気障」2文字ですと「きざ」と読みますが、「気障り」となると「きざわり」と読むようです。

「凡例」は何と読んでいますか。

素直に読むと、「ぼんれい」でしょうか。

答えです。

正しい読み方は、「はんれい」です。

「凡例」というのは、「書物の巻頭にあって、その編述の方針や使用法などを述べたもの」のことです。「平凡」や「凡人」と書かれていると「へいぼん」や「ぼんじん」と読むように、「凡」という漢字は「ぼん」と読むことが多いので「ぼんれい」と読んでしまいそうになりますが、正しい読み方は「はんれい」です。

「凡」という漢字を「はん」と読むのは「凡例」を読むときだけだそうです。

漢字には、難読漢字、面白い漢字、間違いやすい漢字など、とらえ方によっていろいろな種類があります。漢字は日常的に使っているのに知らないことがたくさんあって、読み方や意味など分かると「なるほど」と思ってしまいます。まぎらわしいこの漢字!果物じゃないぞ!読めたらマジ天才! に出てくる漢字は読めるでしょうか。